目次 / 第 5 章 / 7 — 困ったとき 次へ →

第 5 章 — 困ったとき

この章で分かること

5-1. まず、生徒に返った文面を見る

原因を当てるいちばんの近道は、生徒の画面に何が表示されたかを見ることです。 生徒に「どんな返事が返ってきた?」と聞くか、会話ログでそのやり取りを開いてください。

文面ごとの原因と対処は 第 2 章 2-4 の表にまとめてあります。 そこで解決しないものが、この章の対象です。

5-2. 症状別の対処表

症状考えられること自分でできる対処開発者に連絡
まったく反応しない
(🤔 も付かない)
Bot の招待漏れ / メンションなし / 生徒が「無効」 2-4 の A の表を上から確認する 1〜4 をすべて確認しても直らないとき
案内文だけが返る
「まだBotの設定が完了していないみたい」
紐付けが無い、または紐付けのステータスが「無効」 チャンネル設定で紐付けを登録する/ステータスを 有効 にする(3-7) 紐付けが正しくあるのに出続けるとき
回答が遅い(1 分以上) 処理が詰まっている / 質問が重い ジョブ を開いて「失敗」があれば 再実行(2-5) 「処理中」が 10 分以上、または「待機中」が 15 分以上残っているとき
🤔 が付いたまま残っている 処理が途中で止まった ジョブから 再実行。回答が届けば 🤔 も外れます 再実行しても回答が届かないとき
別の生徒として回答されている 紐付けの間違い すぐ下の 5-3 を見てください(最優先) 必ず連絡
レポートの内容を踏まえてくれない レポートが未承認 / AI 参照対象がオフ / 変換が未完了 レポート一覧で 承認済み + ✓ 対象、詳細で 最終 Embedding に日時が入っているか確認。入っていなければ、管理者に Embedding 再生成を頼む(4-4) 管理者に再生成してもらっても「未生成」のままのとき
回答が浅い/学年に合わない AI 用プロフィールが空、または内容が具体的でない AI 用プロフィールを具体的に書き直す(3-2)。学年欄が空でないかも確認 —(設定で直せます)
説明が長すぎる/短すぎる 説明のしかたが生徒に合っていない AI 用プロフィールの「学習スタイル・説明トーン」に書く(例:要点を先に短く伝えると読んでもらえる) —
写真を無視される 形式・サイズが対象外 / 枚数が多い / 画像を読む設定が入っていない 生徒に案内:jpg / png / webp、1 枚 20MB 以下、1 回の合計 8MB 以下、1 回 3 枚まで。PDF・Word・Excel・音声・動画は読めません(スクリーンショットの png は読めます) 回答の末尾に「いまは画像を読み取れないみたい」と付く場合(設定の問題です)
管理画面が開けない/エラー画面が出る アプリ側の不具合 いったんログインし直す。別のページは開けるか確認する 必ず連絡
ログインできない パスワード違い / アカウント未作成 / 権限が未設定 / パスワード設定用のリンクが切れた ログイン画面には「パスワードを忘れた」のリンクがありません。パスワードを忘れたとき、設定用リンクが切れた・使用済みのときは、開発担当(川崎)に Slack のダイレクトメッセージで、リンクの再発行を頼む(管理者に伝えて、管理者から頼んでもらってもよい)。新しいリンクは Slack のダイレクトメッセージで届きます(60 分・1 回限り) ログイン直後に「このアカウントには管理画面の利用権限が設定されていません」と出る場合(操作ボタンを押したときは「このアカウントには管理画面の利用権限がありません」)。アカウントの設定が必要です
コストが $0.00 のまま増えない 料金の計算に必要な情報が登録されていない 利用状況の画面に黄色い注意が出ていないか見る(質問数が増えているのにコストが 0 なら異常) 必ず連絡
コストが急に増えた 使われ方が変わった / 想定外の使い方 利用状況 で期間を絞り、生徒別の内訳を見る。特定の生徒に偏っていないか確認 今月のコストが $8 を超えたら連絡(必要なら管理者に緊急停止を依頼)
生徒が選択肢に出てこない その生徒のステータスが「無効」 生徒管理でステータスを 有効 に戻す —

5-3. 別の生徒として回答されているとき(最優先)

これは個人情報の事故です。見つけたらすぐ止めてください。 「誰の質問か」はチャンネル ID だけで決まるため、紐付けが間違っていると 他の生徒のプロフィールとレポートを使って回答してしまいます。

  1. 管理者に連絡して、緊急停止(AI応答を停止)してもらう(第 7 章 7-1)
    管理者が不在で連絡がつかないときは、そのチャンネルの紐付けのステータスを 無効 にすれば、そのチャンネルだけは止まります
  2. チャンネル設定 の一覧を開き、チャンネル ID と生徒の対応を全件確認する
  3. 間違っている紐付けは、ステータスを無効にしてから、正しい組み合わせで作り直す(3-7)
  4. 会話ログで、いつからその状態だったか・どの会話が影響を受けたかを確認する
  5. 開発者と塾の責任者に報告する(誰の情報が、誰に、いつから見えたか)
  6. AI応答を再開し、該当チャンネルで正しい生徒として答えることを確認する

5-4. 開発者に連絡すべきかの判断基準

連絡先:開発担当(川崎)に、Slack のダイレクトメッセージで。 このマニュアルの「開発者」は、この連絡先のことです(第 1 章 1-0 ④)。

下の「緊急」の数字は、使い始めの目安です。2 週間ほど運用してから見直します。

すぐ連絡する(緊急)

その日のうちに連絡する

様子見でよい(連絡不要)

まず自分で試すこと(連絡の前に)

5-5. 連絡するときに伝えること

次の内容がそろっていると、原因の切り分けが一気に進みます。コピーして、開発担当(川崎)への Slack のダイレクトメッセージに貼って使ってください。

【いつ】       2026年9月4日 10:15 ごろ
【誰の質問か】 山田太郎(中学3年)
【どのチャンネル】 #study-taro
【何が起きたか】 質問しても回答が返ってこない。🤔 も付かない
【生徒に返った文面】 (何も返らなかった / 下記のとおり)
  「うまく処理できなかったみたい :sweat_smile: もう一度試してみて。」
【エラーログ】  コード: AI_RESPONSE_FAILED
                発生日時: 2026-09-04 10:15
                内部エラー詳細: (詳細画面の内容をそのまま貼る)
【自分で試したこと】
  ・Bot はチャンネルに入っている(インテグレーションで確認)
  ・紐付けは有効、生徒も有効
  ・ジョブに失敗が1件あり、再実行したが同じ結果
【急ぎ度】 生徒が待っているので急ぎ / 明日でも可

エラーログの「内部エラー詳細」は、そのままコピーして貼ってください。 意味が分からなくて構いません。開発者にとってはここがいちばんの手がかりです。 画面のスクリーンショットを添えるのも有効です。

5-6. やってはいけないこと