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第 2 章 — 毎日の確認

この章で分かること

なぜ毎日見る必要があるのか。 このアプリは、エラーが起きても Slack に自動で通知を飛ばしません (自動通知があるのは緊急停止の操作だけです。それも #alerts チャンネルが設定されている場合に限ります)。 つまり人が画面を見に行かないと、失敗に気づけません。朝いちばんの習慣にしてください。

2-1. 朝の 3 分チェック

管理画面の ダッシュボード を開きます。上から順に見るだけです。

ダッシュボードの上部。いちばん上に「AI応答」カードがあり、緑色の「稼働中」バッジと「AI応答を停止」ボタンが並んでいる。その下に今日の質問数 11、今月のコスト $0.23、未対応エラー 3、生徒数 2 の 4 つのカードが横並びになっている
ダッシュボード上部。上から「AI応答」→ 4 つのカードの順に見ます(数値はサンプルです)
見るところ正常正常でないときは
AI応答(一番上のカード) 緑色で 稼働中
「生徒からの質問に AI が回答しています」と書かれています
赤色で 停止中 → 誰かが緊急停止したままです。カードに理由と操作者が書かれています。 再開してよいか管理者に確認してください(第 7 章 7-1)
未対応エラー 0 1 以上 → 下の 2-2 へ。数字の下の「エラー管理を開く →」を押します
今日の質問数 いつもと同じくらい ずっと 0 のまま → 誰も使えていない可能性。2-4 へ
今月のコスト いつもの伸び方 目安の金額を超えた(第 5 章 5-4)、または急に増えた → 第 5 章の連絡基準へ。$0.00 のまま増えない場合も開発者へ
最近のエラー(一番下) 見るのは上の未対応エラーの数字です。この一覧は対応済みのもの(薄い表示)も含めた直近 5 件なので、一度でもエラーが出ると、「エラーはありません」には戻りません 薄くない行(未対応)をクリックすると詳細が開きます

2-2. エラーが出ていたときの見方

エラーログ(開くと「エラー管理」)の一覧には、次の列が並びます。

列意味
エラーコードAI_TIMEOUT のような英字の記号。クリックすると詳細が開きます
生徒誰の質問で起きたか(生徒に関係のないエラーは —)
チャンネルどのチャンネルで起きたか
深刻度エラー(赤)/警告(黄)/情報(灰)
対応状況未対応/対応済み
発生日時いつ起きたか
エラー管理の一覧画面。上部に深刻度「エラー・警告(既定)」と対応状況「すべて」のフィルタがあり、表にはエラーコード・生徒・チャンネル・深刻度・対応状況・発生日時の列が並ぶ。赤い「エラー」バッジ 3 件と黄色い「警告」バッジ 1 件、橙色の「未対応」と緑色の「対応済み」のバッジが表示されている
エラー管理の一覧。深刻度(赤=エラー/黄=警告)と対応状況(未対応/対応済み)が色で分かります。対応済みの行は薄く表示されます

「情報」レベルは、ふだんは表示されません。 一覧は初期状態で エラー・警告(既定) に絞られています。 「情報」は正常な動作の記録(質問回数の上限に達した・退塾生のチャンネルで質問された・紐付けを作成した など)なので、隠されています。 探したいときは 深刻度 のフィルタを すべて に変えてください。

詳細画面の見方

エラーコードをクリックすると、次のことが分かります。

エラー詳細画面。見出しにエラーコード AI_TIMEOUT、その下に「エラー」「未対応」のバッジ、右上に「対応済みにする」ボタン。発生日時・生徒・チャンネル・Slack スレッド(Slack で開く)の帯が続き、「ユーザーへ返した文言」カードに生徒へ届いたメッセージ、「内部エラー詳細」カードに技術的なログ、最下部に「対応メモ」の入力欄と「メモを保存」ボタンがある
エラー詳細。ユーザーへ返した文言が生徒に実際に届いた文です。開発者へ連絡するときは内部エラー詳細をそのままコピーします

よく出るエラーコードと、やること

コード何が起きたか(平たく言うと)やること急ぎ度
AI_RESPONSE_FAILEDAI が回答を作れなかった1 件なら様子見。連続して出るなら開発者へ連絡(第 5 章)高
AI_RATE_LIMITEDAI のサービス側が混み合っていた自動でやり直します(5 秒 → 15 秒の 2 回待って再挑戦。最大 3 回まで試します)。頻発するなら開発者へ中
AI_TIMEOUT
JOB_TIMEOUT
回答づくりに時間がかかりすぎた生徒には「もう一度送ってみてね」と返っています。頻発するなら開発者へ中
SLACK_POST_FAILEDSlack に書き込めなかったBot がチャンネルから外れていないか確認。外れていたら /invite @じゅくAI をやり直す高
CHANNEL_NOT_BOUND紐付けのないチャンネルで呼ばれた正しいチャンネルなら紐付けを登録(第 3 章 3-7)。関係ないチャンネルなら Bot を退出させる低
UNSUPPORTED_FILE_TYPE
IMAGE_TOO_LARGE
生徒が送ったファイルの形式・サイズが対象外(1 枚 20MB 超、または 1 回の合計 8MB 超も含む)生徒に伝える:画像は jpg / png / webp、1 枚 20MB 以下、1 回の合計 8MB 以下、3 枚まで。PDF や Word は読めません。(生徒に返る案内文には「jpg / png」とだけ書かれていますが、webp も読めます。生徒には jpg / png が確実です)低
SLACK_FILE_DOWNLOAD_FAILED画像を取り込めなかった1 件なら Slack 側の一時的な不調。頻発するなら開発者へ低
IMAGE_MODEL_NOT_CONFIGURED画像を読むための設定が入っていない開発者へ連絡(スタッフ側では直せません)中
PERSON_INACTIVE(情報)「無効」にした生徒のチャンネルで質問された正常な動作。復塾したなら生徒のステータスを 有効 に戻す—
RATE_LIMITED(情報)その生徒が 1 時間に 10 回の上限に達した正常な動作(第 7 章 7-2)—
CHANNEL_BINDING_CREATED
CHANNEL_BINDING_UPDATED(情報)
誰かが紐付けを作成・変更した記録正常な動作。「いつ誰が紐付けを変えたか」を後から追うために残しています—
THREAD_SUMMARY_FAILED
EVALUATOR_FAILED
回答を送ったあとの内部処理が失敗した回答自体は生徒に届いています。ときどきなら気にしなくてよい低
SLACK_SIGNATURE_INVALIDSlack 以外からの不正なアクセス、または署名の設定ミス。Bot が動いていても、単発で出ることがありますBot が普通に動いていて単発なら様子見。内容を確認して 対応済みにして、メモを残す(同じ種類は未対応のまま 1 行にまとまるので、そのままだと未対応エラーが 0 に戻りません)。Bot が全く動かないのと一緒に出たら開発者へ中
TOKEN_BUDGET_EXCEEDED(警告)質問が長すぎた(目安 6000 文字を超えた)生徒には「質問が少し長すぎて処理できなかったよ」と返っています。短く分けて送ってもらう低
IMAGE_PROCESSING_FAILED画像の処理に失敗した画像を撮り直して送ってもらう。頻発するなら開発者へ低
PERSON_NOT_FOUND紐付け先の生徒情報が見つからない開発者へ連絡(第 5 章)中
REPORT_CHUNK_SEARCH_FAILEDレポートの検索に失敗した。回答はレポートなしで生徒に届いています単発なら様子見。続くなら開発者へ(レポートが回答に使われていない状態です)中
UNKNOWN_ERROR想定していなかったエラー詳細画面の内部エラー詳細をコピーして開発者へ中

表にないコードが出たら、詳細画面の内部エラー詳細をそのままコピーして開発者へ連絡してください(第 5 章 5-5)。

対応が終わったら

  1. 詳細画面で 対応済みにする を押す
  2. 対応メモ に何をしたか書く(例:Bot が退出していたので再招待した)

未対応のままにしておくと、翌朝のダッシュボードにも数字が残ります。 「見たけれど対応不要と判断した」ものも、その旨をメモして対応済みにしておくと、翌日の自分が迷いません。

2-3. 会話ログの見方

会話ログは、生徒とじゅくAI のやり取りがスレッド 1 本 = 1 行で並ぶ画面です。 「AI がちゃんと答えられているか」を確かめる場所です。

列意味
生徒誰の会話か。クリックすると中身が開きます
チャンネルどのチャンネルか
概要長いスレッドを AI が短くまとめたもの(短いスレッドでは —)
件数そのスレッドのメッセージ数
状態画像が使われたか/エラーが起きたか(アイコン)
最終メッセージ最後のやり取りの日時

上のフィルタで 生徒・期間・モデル・画像ありのみ・エラーありのみ に絞り込めます。

会話ログの一覧画面。上部に「生徒」「期間」「モデル」「絞り込み」の 4 つのフィルタがあり、表には生徒・チャンネル・概要・件数・状態・最終メッセージの列が並ぶ。3 件のスレッドが表示され、1 行目は概要つきで件数 4、2 行目は概要が「—」で状態にエラーのアイコン、3 行目は状態に画像のアイコンが出ている
会話ログの一覧。上のフィルタで生徒・期間・モデル・画像あり・エラーありに絞り込めます。状態の欄のアイコンは画像添付(□)とエラー発生(△)です

行をクリックすると、生徒とじゅくAI の吹き出しが時系列で並びます(右が生徒、左が じゅくAI)。 画像を送った発言には「画像添付あり」と表示されます。

会話ログの詳細画面。上部に「スレッド要約」カードがあり、その下に生徒の発言(濃い色の吹き出し・右寄せ)とじゅくAI の回答(薄い色の吹き出し・左寄せ)が時系列で交互に並んでいる
会話ログの詳細。右が生徒、左が じゅくAI の発言です。長いスレッドでは上にスレッド要約が付きます(内容はサンプルです)

ここが AI 用プロフィールを直す材料になります。 たとえば「説明が長すぎて生徒が読み飛ばしている」「学年に合わない難しい説明をしている」と気づいたら、 AI 用プロフィールの「学習スタイル・説明トーン」に書き足してください。次の質問からすぐ反映されます。

2-4. 「Bot が反応しない」と言われたとき

まず生徒にこう聞いてください:「どんな返事が返ってきた?」 返ってきた文面で原因がほぼ決まります。何も返ってこなかったのか、何か文章が返ってきたのかが分かれ目です。

A. 何も返ってこない(🤔 も付かない)

頻度の高い順です。上から潰してください。

#原因見分け方対処
1 Bot がチャンネルに招待されていない
いちばん多い
チャンネル名をクリック → インテグレーション タブに「じゅくAI」が無い。エラーログにも何も残らない そのチャンネルで /invite @じゅくAI と打つ(第 3 章 3-5)
2 生徒が @じゅくAI を付けていない チャンネルの一番下(スレッドの外)に、メンションなしの発言が並んでいる 生徒に伝える:新しい質問は @じゅくAI から始める。返信を続けるときはスレッドの中でメンション不要
3 生徒のステータスが 無効 になっている 生徒管理でその生徒のステータスが「無効」。エラーログを深刻度「すべて」にすると PERSON_INACTIVE(情報)がある 在籍しているなら 有効 に戻す(第 3 章 3-8)
4 Bot がスタッフの発言に反応しようとしている 参加通知・ピン留めなどのシステムメッセージに反応していない 仕様です。Bot 自身の発言や、Slack のシステムメッセージには反応しません
5 上のどれでもない — 開発者へ連絡(Slack 側の設定の可能性。第 5 章)

B. 何か文章が返ってきた

返ってきた文面ごとの原因です。生徒に文面をそのまま読んでもらうか、 会話ログで確認してください。

返ってきた文面原因対処
このチャンネルにはまだBotの設定が完了していないみたい。管理者に確認してもらえると助かります! 紐付けが無い、または「無効」 チャンネル設定でこのチャンネルを紐付ける/ステータスを 有効 にする(第 3 章 3-7)
いまメンテナンス中でお返事ができないんだ緊急停止中 ダッシュボードの AI応答カードが赤。管理者に再開を依頼(第 7 章 7-1)
今日はたくさん質問してくれてありがとう!ちょっと休憩して、1時間ほどしてからまた質問してね 1 時間に 10 回の上限仕様です。1 時間待てば再び使えます(第 7 章 7-2)
いま少し混み合ってるみたいで、すぐ答えられないやAI のサービス側が混雑1〜2 分待って送り直してもらう
回答の生成に時間がかかりすぎてしまった質問が重すぎた質問を短く分けて送ってもらう
処理がタイムアウトしちゃった処理に時間がかかりすぎたもう一度送ってもらう。頻発するなら開発者へ
質問が少し長すぎて処理できなかったよ文章が長すぎる(目安 6000 文字)短く分けて送ってもらう
ごめん、そのファイル形式にはまだ対応してないんだPDF・Word などを送った画像(jpg / png / webp)で送ってもらう。撮り直しでも可。(この文面には「jpg / png」とだけ書かれていますが、webp も読めます)
画像が少し大きすぎたみたい1 枚 20MB 超、または 1 回の合計 8MB 超小さめに撮り直してもらう
画像の取得に失敗しちゃったSlack から画像を取り込めなかった少し時間を置いて送り直してもらう。続くなら開発者へ
画像の処理がうまくいかなかったけど、テキストの内容で回答するね画像の処理に失敗した(文章だけで答えた)画像を撮り直して送ってもらう。続くなら開発者へ
(回答の末尾に)送ってくれた画像のうち ○ 枚は読み込めなかったんだ…4 枚目以降、対象外の形式・サイズ、取り込み失敗などで読めなかった画像がある枚数を減らす・jpg / png / webp にする・小さめに撮り直す、のどれかで送り直してもらう
ごめん、いまは画像を読み取れないんだ…(画像だけの質問のとき)
(回答の末尾に)ごめん、いまは画像を読み取れないみたい。文章の内容から答えたよ…(文章つきの質問のとき)
画像を読む設定が入っていない開発者へ連絡
うまく処理できなかったみたいもう一度試してみて。続くようなら先生に教えてね。内部エラー エラーログを見る(2-2)。続くなら開発者へ
対応する生徒情報が見つからなかったよ紐付け先の生徒情報がおかしい開発者へ連絡

C. 🤔 は付いたが、回答が返ってこない

  1. まず 1 分待つ(ふだんは 15〜30 秒で返ります)
  2. それでも来なければ ジョブ を開く(次の 2-5)
  3. 失敗 に 1 件以上あれば 再実行 ボタンを押す
  4. それでも来なければ 開発者へ連絡

まれに、処理が途中で止まって 🤔 が付いたまま残ることがあります。 生徒には「まだ考え中」に見えてしまうので、ジョブ画面から再実行して回答を届けてください。

2-5. ジョブ画面(詰まっていないかの確認)

生徒の質問は 1 件ずつ順番に処理されます。ジョブはその進行状況を見る画面です。 ふだんは見なくてよく、「回答が来ない」と言われたときに開きます。

カード正常たまっているときの意味
待機中滞留なし受け付けたが処理が始まっていない。数分で消えるなら正常。15 分以上残るなら開発者へ
処理中滞留なし始まったまま終わっていない。10 分以上は異常 → 開発者へ
失敗滞留なし回答できなかった質問があります。生徒は待ちぼうけです。最優先で対応
ジョブ管理画面。待機中 1・処理中 1・失敗 2 の 3 つのカードが横に並び、その下のジョブ一覧に状態・エラーコード・試行・チャンネル・スレッド・経過・登録日時・更新日時・操作の列が表示されている。「失敗」の 2 行だけ右端の操作欄に「再実行」ボタンが出ている
ジョブ管理。3 つのカードが「滞留なし」なら正常です。失敗の行にだけ右端に「再実行」ボタンが出ます

失敗した質問をやり直す

失敗 の行にだけ 再実行 ボタンが出ます。押すと確認のダイアログが表示されます。

ダイアログの文言意味AI の費用
生成済みの回答が残っているため、AI を呼び直さず Slack への投稿だけをやり直します。 回答は作れていたが、Slack への書き込みで失敗したかからない
AI 回答を生成し直して Slack に投稿します(API 利用コストが発生します)。 回答づくり自体が失敗したかかる

安心して押して構いません。 再実行する直前に「同じスレッドにじゅくAI の返信がもう入っていないか」を必ず確認する仕組みが入っています。 すでに届いていれば実行されず、 既に回答が配信済みのため再実行せず、完了として記録しました(二重返信の防止) と表示されます。同じ回答が 2 回投稿されることはありません。

この画面を開くと、止まってしまった処理の後片付けが自動で走ります(1 分に 1 回まで)。 スイープ実行 ボタンで手動でも走らせられます。後片付けで「失敗」に変わっても生徒には何も通知されません (すでに回答が届いている可能性があり、二重に案内すると混乱するためです)。人が判断して再実行してください。