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第 1 章 — はじめに

この章で分かること

1-0. はじめの一歩(最初にやること)

① ログインする(最初の 1 回だけ、自分でパスワードを決めます)

ログイン用のパスワードは、誰からも渡されません。自分で決めます。

  1. 開発担当(川崎)から、Slack のダイレクトメッセージで「パスワード設定用のリンク」が届きます
  2. リンクを開くと、パスワードを決める画面が出ます。8 文字以上のパスワードを、新しいパスワードと確認の 2 か所に入れて設定します
  3. 設定すると、そのまま管理画面が開きます
  4. 次からは、ログインページ https://juku-ai-slack.vercel.app/login を開き、メールアドレスとパスワードで入ります。ブックマークしておくと便利です

管理画面の入口(ログインしたあとの画面)は https://juku-ai-slack.vercel.app/admin です。毎朝ここを開きます。

パスワード設定用のリンクは、それ単体であなたのアカウントに入れてしまう「鍵」です。

② スタッフを増やしたいとき

スタッフのアカウントは、塾の管理者が自分で作ることはできません。次の順で頼みます。

  1. 管理者が、開発担当(川崎)に Slack のダイレクトメッセージで、新しい人の名前・メールアドレス・役割(管理者/スタッフ)を伝える
  2. 開発担当が、その人専用のパスワード設定用リンクを Slack のダイレクトメッセージで本人に送る
  3. 本人がリンクからパスワードを決める(上の ①)

ここでいう管理者は、塾の責任者のことです(1-4)。

③ 生徒を 1 人使えるようにする

生徒の登録・AI 用プロフィール・チャンネルの紐付けは、第 3 章の 5 ステップです。 最初の設定は、当面は開発担当(川崎)が代わりに行います。第 3 章の手順は、塾で自分で行うとき(生徒が増えたときなど)の手順です。

④ 困ったときの連絡先

開発担当(川崎)に、Slack のダイレクトメッセージで連絡してください。

このマニュアルで「開発者に連絡」と書いてあるのは、すべてこの連絡先のことです。 何を伝えればよいかは 第 5 章 5-5、連絡の急ぎ度の目安は 5-4 にあります。 パスワード設定用のリンクが切れたとき・届かないときも、ここに連絡します。

1-1. じゅくAI とは

生徒が Slack の自分専用チャンネルで質問すると、AI が答えて返します。 ふつうの AI チャットとの違いは、その生徒のことを踏まえて答えることです。

AI が毎回参照するもの誰が用意するか詳しくは
学年スタッフ(生徒情報の「学年」欄)第 3 章 3-1
AI 用プロフィール
(得意・苦手・説明のしかたなどの学習メモ)
スタッフ(手で書く)第 3 章 3-2
承認済みの月次レポート
(質問に関係のある部分だけ)
スタッフ(手で書いて承認する)第 4 章
同じスレッドのこれまでのやり取り自動—
会話から自動で作る学習状況のまとめ
(単元ごとの「習得済」「習得中」「苦手」の判定と回数)
自動(スタッフは書きません)第 7 章 7-3

つまり、スタッフが書いた情報の質が、そのまま AI の答えの質になります。 このマニュアルで一番大事なのが第 3 章の「AI 用プロフィールの書き方」なのは、そのためです。

じゅくAI の方針:答えをただ渡す道具ではなく、となりで一緒に考える「伴走者」としてふるまうよう、AI に指示しています。 成績を評価したり採点したりはしません。1 回の返信で生徒に投げかける質問は多くても 1 つまで、という決まりも入っています。 生徒ごとに「答えをすぐ出さない」などの方針を足したいときは、AI 用プロフィールの「指導上の注意」に書きます。

1-2. 生徒からはどう見えるか

生徒には「自分専用のチャンネル」が 1 つあります。そこでの流れはこうです。

  1. チャンネルで @じゅくAI を付けて質問を書く
    例:@じゅくAI 二次関数のグラフの書き方がわからない
  2. 生徒の発言に 🤔(考えている顔) が付く ← 「受け付けました」の合図
  3. 数十秒待つと、スレッドの中に回答が届く
  4. 🤔 が外れる ← 「終わりました」の合図
  5. 話の続きはそのスレッドの中で返信するだけでよい(@じゅくAI は不要)

Slack 側の見た目は、実際のワークスペースでご自分の目で確かめてください。 (この手引きに貼れるのは管理画面の画像だけです。)テスト用のチャンネルで @じゅくAI 二次関数のグラフの書き方がわからない と 1 往復してみると、次の順に変わります。

  1. 送った発言に 🤔 のリアクションが付く(=受け付けた合図)
  2. その発言の下に 「1 件の返信」 というスレッドへのリンクが現れる
  3. スレッドを開くと じゅくAI からの回答が入っている
  4. 回答が入り終わると 🤔 が消える(=終わった合図)

新しく入ったスタッフには、この 1 往復を実際にやってもらうのがいちばん早い説明になります。

生徒ができること補足
文章で質問する目安 6000 文字まで。長すぎると「質問が少し長すぎて処理できなかったよ」と返ります
写真で質問する問題・ノート・数式の写真。1 回に 3 枚まで/ jpg・png・webp / 1 枚 20MB まで
スレッドで続けて聞く2 回目以降は @じゅくAI 不要。話が長くなっても前半を要約して文脈を保ちます

スレッドの外で、@じゅくAI を付けずに書き込んだ場合、じゅくAI は反応しません。 これは仕様です(スタッフの連絡や雑談に反応しないようにするため)。

ただし、一度じゅくAI が答えたスレッドの中では、誰が書き込んでも、じゅくAI が生徒の質問として答えます。 メンションがなくても反応します。書き込んだ人が生徒本人かどうかは見ていません。 講師や保護者が返信すると、AI が答えてしまい、その生徒の「1 時間に 10 回」の回数も減ります。 講師が生徒に話しかけたいときは、スレッドの外に書いてください。

1-3. スタッフが触るのは管理画面だけ

スタッフの操作は、すべて Web の管理画面で行います。ログインのしかたは 1-0 にあります。 画面の左側にメニューが並んでいます。

管理画面のダッシュボード全体。左側に「ダッシュボード/生徒管理/チャンネル設定/レポート/会話ログ/エラーログ/ジョブ/利用状況」の 8 つのメニューが縦に並び、右側には AI応答の状態カード、今日の質問数・今月のコスト・未対応エラー・生徒数の 4 つのカード、最近のエラー一覧が表示されている
管理画面のダッシュボード。左のメニュー 8 項目がスタッフの入り口です(画面の生徒名・数値はすべてサンプルです)
メニュー何が見られるかいつ使うか
ダッシュボードAI が動いているか / 今日の質問数 / 今月のコスト / 未対応エラー / 生徒数毎日(第 2 章)
生徒管理生徒の一覧・登録・編集、AI 用プロフィール、試験期間生徒が増えたとき・情報を直すとき(第 3 章)
チャンネル設定Slack チャンネルと生徒の紐付け生徒が増えたとき(第 3 章 3-7)
レポート月次レポートの作成・承認毎月(第 4 章)
会話ログ生徒と Bot のやり取りの記録答えの質を確かめたいとき(第 2 章 2-3)
エラーログうまくいかなかった処理の記録毎日(第 2 章 2-2)
ジョブ質問の処理が詰まっていないか「回答が来ない」と言われたとき(第 2 章 2-5)
利用状況質問数・コスト・画像付き質問の割合の推移月末・コストが気になるとき

メニューの名前と、開いた先の見出しが少し違うことがあります (「レポート」→「レポート管理」、「エラーログ」→「エラー管理」、「チャンネル設定」→「チャンネル紐付け」、「ジョブ」→「ジョブ管理」)。同じ画面です。

1-4. スタッフと管理者のちがい

管理者は、塾の責任者です。それ以外の、管理画面を使う人はスタッフです。 どちらも、日々の操作はほとんど同じです。

操作スタッフ管理者
生徒の登録・編集、AI 用プロフィール、試験期間できるできる
チャンネルと生徒の紐付けできるできる
月次レポートの作成・承認できるできる
会話ログ・エラーログ・ジョブ・利用状況を見るできるできる
緊急停止(AI 応答の停止・再開)できないできる
Embedding 再生成(レポートの AI 参照データの作り直し。第 4 章 4-4)できないできる

スタッフでも「AI応答」のカードは見えますが、ボタンを押すと AI応答の停止・再開は管理者のみ実行できます と表示されます。 止める必要があるときは管理者に連絡してください(第 7 章 7-1)。 「Embedding 再生成」のボタンも同じで、スタッフが押すと Embedding 再生成は管理者のみ実行できます と表示されます。管理者に頼んでください。

1-5. スタッフのしごと早見表

頻度やること章
毎日(3 分)ダッシュボードを開く → AI応答が「稼働中」/未対応エラーが 0 か確認第 2 章
生徒が増えたとき生徒登録 → AI 用プロフィール → チャンネル作成 → Bot を招待 → 紐付け第 3 章
毎月前月ぶんの月次レポートを書く → 承認する → AI が読めたか確認第 4 章
3 か月に 1 回会話ログを見て AI 用プロフィールを見直す第 3 章 3-2
試験前(任意)試験期間と試験科目を設定する(AI に試験科目が伝わります。余裕があれば)第 3 章 3-3
退塾・休塾のとき生徒のステータスを「無効」にする(削除しない)第 3 章 3-8
困ったとき生徒に返った文面から原因を探す第 5 章